グーグルはこのほど、写真で食品のカロリーを判断するプロジェクトを発表した。何かを食べようとする際に、写真を撮影し、システムに判断してもらえば、どれほどのカロリーが含まれているか分かるようになる。広州日報が伝えた。
この人工知能(AI)プロジェクトは「Im2Calories」と呼ばれる。システムは携帯電話で撮影した写真と大量のカロリーデータベースを結びつけ、データを導き出す。
また、システムが目玉焼きを、ゆで卵や別の食べ物と間違えた場合、ユーザーはメニューを操作し修正できる。毎日の毎食のカロリーを計算するほか、「Im2Calories」は食事日誌アプリなどの栄養管理ソフトを向上させたりするのに活用できる。
グーグルの研究者は、「同技術はまだ正確なカロリーを導き出せず、実際の値から20%の差が出る可能性がある。しかしこれは大きな問題ではない。当社は時間の蓄積により、誤差を最小化しようとしている」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年7月10日