忽那汐里
候孝賢監督の忽那汐里に対する印象は、「非常に個性的な女優。忽那汐里が演じた役柄は、非常に仕事が出来る女性で、忽那汐里自身にもこのような能力を感じられたため、ぜひこの役を演じて欲しいと思った」と語っている。日本公開版では国際版でカットした忽那汐里のシーンをなぜ復活させたのかという質問に対し、候孝賢監督は、「妻夫木聡演じる日本の青年の背景は非常に複雑で、ヒロインである隠娘が青年の過去を理解するため、忽那汐里のシーンを加え、青年の過去を全面的に描き出した」と説明した。
同映画は中国大陸部や台湾のほか、日本の京都府、奈良県、滋賀県、兵庫県でもロケを行ったが、映画の尺の問題により、国際版は日本の撮影シーンを削らざるを得なかったという。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年7月9日