「第5回中日韓芸術招待展」がこのほど上海芸術礼品博物館で開催された。同展では「融・和」をテーマに中国からは陳佩秋の山水画、日本からは金閣寺の住職有馬頼底(ありま・らいてい )の書道、韓国の芸術家が新しい素材を取り入れ作成した七宝焼などの貴重な作品が展示された。文匯報が伝えた。
主催側は、芸術を媒介として三国の文化芸術方面での交流を深めることを期待している。前回までとは違い、今回は出展する芸術のスタイルを少し広げた。中国各地の書道作品だけでなく、日本の南部鉄器の産地、岩手県が初めて企画した貴重なアンティークの鉄瓶や漆塗りの芸術品が展示され、また韓国からは陶磁器、漆器、韓紙、金属工芸品など多くの芸術部門からなる逸品が集められた。
今回の展示は無料開放され、作品を通して中日韓の伝統工芸の伝承と革新力を感じることができる。すでに5回目となる「中日韓芸術招待展」は、三国の有名な書画家、芸術院会員、工芸職人など各部門から300人を超える芸術家が出展した。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年6月17日