上海駅6号待合室で帰省を待つ利用客。彼らにとって「春運」(旧正月の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)はやはり苦労の多い旅路となる。しかし彼らはまだ幸運な方だ。既に乗車券を手に入れ、すぐに家族と団欒できるのだから。6号待合室にはカップ麺といった様々なにおいが漂っている。帰省の旅路につく人にとって、「春運」の帰省途上で何を食べるかは重要ではない。グルメとは無縁なのだ。すばやく空腹を満たして、長い帰省の途上の食事を済ませれば、旅路の終点には美味しい年越し料理が待っている。家庭の味こそ最も深く刻まれた記憶で、最も人を魅了するごちそうだ。東方網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年2月17日