17歳の劉家銘さんは哈爾濱(ハルビン)出身の女性だ。2014年7月に鉄道中等専門学校を卒業し、同年9月16日に南昌西駅―北京西駅の高速鉄道乗務員の一員となった。同僚の中で最年少だったため、先輩たちは彼女を「高妹」(高速鉄道の妹)と呼んだ。新華社が伝えた。
2015年2月4日、「春運」(春節<旧正月>の帰省・U ターンラッシュに伴う特別輸送体制)が始まり、劉家銘さんも乗務員として初めての試練を迎えた。「春運」の大量の利用客を前に「高妹」劉家銘さんは奮闘し、荷物の整理や運搬、利用客の子どものケア、改札など早朝6時半に家を出てから夜7時半の退社まで忙しく働いている。
「春運」の終了まで勤務するため、劉家銘さんは今年の春節は帰省して家族と一緒に過ごすことはできない。やや残念であるものの、彼女は利用客が帰省の道中を快適に過ごすために自分がつとめることに価値を見出している。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年2月6日