済南軍区総病院に入院している2歳10カ月の李雨鈴ちゃんは、今では兄専属のベテラン付き添い人だ。兄の李騫くんは白血病を患っており、雨鈴ちゃんは兄に骨髄を提供するために生まれ、兄の病室で成長した。昨年彼女は1歳にして兄に付き添って白血病病室に入院した。2歳4カ月になった彼女は依然として白血病病室に入院しているが、以前と違うのは、兄の李騫くんが骨髄移植手術をすでに終え、最もリスクの高い3カ月の回復期を過ごしていることだ。斉魯網が伝えた。
13歳になる兄の李騫くんは骨髄移植後の拒絶反応や様々な感染症のリスクを抱えながら過ごしている。わずか3日で6キロも痩せた李騫くんは、現在肺の感染症で高熱や呼吸困難と闘っている。「もう2晩もよく眠れず、耐えられない時には酸素を吸入している」。母親の閻秀紅さんは語る。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年1月23日