日中韓3カ国の名人が対戦する、第4回思源杯世界囲碁名人争覇戦の第3戦・決勝戦(中国・西安市)が8日に行われ、中国の囲碁棋士・陳耀燁名人(九段)が日本の井山裕太名人(九段)を相手に、黒番半目勝ちで接戦を制し、初優勝を決めた。井山名人は2位、韓国の朴永訓名人が3位だった。 新華網が報じた。
同棋戦は5日に開幕し、井山名人は第1戦で、陳名人は第2戦で、それぞれ朴名人と対戦し勝利。決勝にコマを進めていた。惜しくも敗れた井山名人だったが、同棋戦で2位は日本人最高記録。
同対戦を、中国の名棋士・聶衛平氏や日本代表団の山城宏研団長、朴名人らが見守った。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年1月9日