香港特別行政区政府(特区政府)入境事務処は29日、消息を絶ったエアアジア機に、外国のパスポートと合わせて香港住民身分証を所有している乗客1人が含まれていることを明らかにした。
入境事務処担当者の黎永鴻氏は、「入境処はすでに、領事館と連絡を取り、海外にいる本人の家族が関係方面からの協力を得ていることを確認したが、こちらには何らかの支援要請はまだ入っていない。我々は今後も引き続き、公署、大使館、総領事館、航空会社の各方面と密接に連絡を取り合い、事態の推移を注意深く見守っていきたい」とコメントした。
インドネシアのスラバヤからシンガポールに向かっていたエアアジアQZ8501機は28日午前、航空管制塔との連絡を突然絶った。乗客乗員162人の消息は今もなお不明のままだ。 (編集KM)
「人民網日本語版」2014年12月30日