2014年12月4日  
 

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人民網日本語版

唐家セン氏「中日は相互信頼を構築し、平和的発展の道を共に歩むべき」

 2014年12月04日11:12

第5回中日友好21世紀委員会の全体会議が3日、北京市の釣魚台国賓館で開幕した。中国側座長の唐家セン氏と日本側座長の西室泰三氏が基調発言を行なった。唐家セン氏は発言の中で、次のように述べた。

中日は相互信頼を構築し、平和的発展の道を歩むべきである。互いに政治面の信頼が欠け、戦略面の疑いが目立つことは中日関係の全面的な発展における弱点になっている。政治安全面の相互信頼の不足が相互認識と位置づけによるものであり、互いが協力パートナーなのかライバや脅威なのか、この根本的な問題を解決する必要がある。

近ごろ日本の指導者は、「中国の平和的発展は日本と国際社会にとって重要なチャンスである」と何年ぶりかに表明した。私たちはこの姿勢は建設的なものだと考えている。中国は断固として平和的発展の道を歩み、これは中国側が自国の国情と根本的な利益から出した戦略的な選択である。中国の発展には平和で安定した外部環境、特に周辺環境が必要であり、中国も自身の発展を通して地域と世界の平和、安定と繁栄に大きく貢献したいと思っている。事実は、強大化した中国は日本を含む地域と世界各国にさらに多くの協力と発展のチャンスを与えるということを引き続き証明する。

日本は戦後に平和的発展の道を歩み、経済の急成長を実現し、アジアの発展と繁栄を促し、地域と国際問題において影響がある国になった。近年、日本国内に歴史の修正と平和憲法の改正を通して戦後体制を脱却しようとする動きがあり、アジアの隣国と国際社会は日本が平和的発展の道を歩み続けることができるかを懸念している。私たちは日本の国民は平和を愛していると深く信じている。日本社会の平和の力はまだ広く強い影響力があり、日本の政府と政治家は国民の気持ちと時代の流れに沿って平和的発展の道を歩み続けてほしい。

「チャイナネット」 2014年12月4日 

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