73歳になる著名なアニメ監督、宮崎駿監督は8日、映画関係者の最高栄誉であるアカデミー名誉賞を受賞した。これに先立ち米国メディアの取材に答えた宮崎監督は、「物語を作り、描くのが好き。生きている限り短編アニメ作品の制作を続けたい」と語った。 中国新聞網が台湾中央社報道として伝えた。
取材において宮崎監督は、東京・三鷹の森ジブリ美術館で上映される短編アニメ作品の制作計画について語った。宮崎監督によると同作品は「興行成績の面での成功を心配しなくていいところが長所」だという。美術館の劇場を訪れた見学者は「この映画を見ることができる。少々つまらなくても最後まで見ることができるし文句は出ないと思う」と述べた。
また、以前引退宣言をした際に語ったように、長編アニメの制作は体力面で難しいため「次の世代に託したい」とし、長編アニメ作品制作の際に使わなかったアイデアを短編アニメ作品に生かしたいと語った。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年11月9日