山西省の運城市と臨汾市、陝西省の渭南市、河南省の三門峡市の3省・4市は、「晋陝豫(山西省・陝西省・河南省)黄河黄金デルタ協力計画」に基づき、このほど観光協力枠組協定を締結した。人民日報が伝えた。
運城市新聞弁公室が明らかにしたところによると、上述の3省・4市は、「朝華山、拝関公、観壺口、問道函谷関(華山に登り、関羽公を拝み、壺口滝の景観を眺め、函谷関を訪れよう)」という地域共通の観光キャッチコピーを使用し、「古代中国」の特色を前面に押し出す。また、中国文明のルーツである黄河流域の文化をテーマとする「黄河民俗風情の旅」と、「華夏のルーツを訪ねる旅」という観光ルートを打ち出し、「統一的な組織、イメージ、ルート、優待、時期、プロモーション」を通じて、観光客を互いに行き来させ、関連機関を相互設立し、共同で観光事業を盛り上げていく。さらに、地域内の住民が身分証などの有効な証明書を提示することで、対象となる観光地の入場料が割引になるキャンペーン「一証遊」を実施する。
運城市はこれまで、市内の20カ所あまりの観光地で長年にわたり「一証遊」を実施しており、観光業の発展で大きな成果を上げている。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年11月2日