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李克強総理が国連食糧農業機関本部で演説

人民網日本語版 2014年10月16日13:27

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 李克強総理は15日午前(現地時間)、ローマの国連食糧農業機関(FAO)本部で演説「家庭経営によって農業の近代化を推進する」を行った。

 李総理は「今年の世界食糧デーのテーマは『家庭農業:世界に食物を与え、地球をケアする』だ。家庭農業によって食の問題を解決する事は、中国の実情にも合っている。中国の30数年前の改革開放は農村から始まった。家庭経営請負制度などの改革を通じて家庭農業を発展させ、人々の衣食の問題を解決し、数億人の貧困脱却を支援し、国連ミレニアム開発目標を前倒しで達成した」と説明。

 「中国の農業生産がさらに新たな段階へ上がるには、経営規模を適度に拡大し、農業近代化の道を歩まなければならない。途上国を始めとする各国と農業技術、農業装備、農業発展のモデルを余すところなく分かち合いたい。今後5年間で中国政府は農業の南南協力用としてFAOに5000万ドルを拠出するとともに、世界食糧計画(WFP)や国際農業開発基金への支援を拡大する」と述べた。

 FAOのグラツィアーノ事務局長は式辞で中国からの力強い支援に感謝。「中国は食糧安全保障の擁護者、世界の貧困削減事業の促進者、国連ミレニアム開発目標の先導者だ。中国の農業は必ずや一層の成果を上げ、世界の食糧安全保障協力に一層の貢献を果たすと信じている」と表明した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2014年10月16日

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