中国環境保護部(省)はこのほど、2014年7月の北京・天津・河北地域、長江デルタ地域、珠江デルタ地域、計画単列市等の全国重点地域74都市の大気質についての報告を発表した。人民日報が伝えた。
同報告によると、7月に74都市で大気質が基準をクリアした日数の割合は平均73.1%で、深刻な汚染は発生しなかった。海口、昆明など11都市では、同割合が100%に達した。都市環境大気質総合指数に基づくと、7月の大気質が悪かった10都市は、唐山、邢台、石家荘、保定、済南、北京、邯鄲、天津、廊坊、衡水だった。
7月の大気質が基準をクリアした日数の割合を地域別に見ると、北京・天津・河北地域は平均42.6%、長江デルタ地域の25都市は平均74.9%、珠江デルタ地域の9都市は平均81.9%だった。前年同期と比べると、いずれの地域も大気質がやや低下した。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年8月20日