中国・マレーシア国交樹立40周年記念大会が5月31日に人民大会堂で開催され、中国の李克強総理とマレーシアのナジブ首相が演説した。
李総理は「昨日、習近平主席とナジブ首相は成果に富む会談を行った。今回の訪問中、両国は国交樹立40周年共同声明に署名し、今後の各レベルの交流の強化と各分野の実務協力の深化について計画をまとめる。中国はマレーシア側と共に両国の互恵協力を各自の発展戦略とさらに有機的に結びつけ、戦略面の相互信頼をさらに強化し、両国関係の政治的な基礎を打ち固め続けることを望んでいる。互恵協力を一層拡大し、両国関係の利益の結びつきを強化し続けることを望んでいる。中国・マレーシア関係は風雨や試練を何度も経験し、日増しに成熟してきた。マレーシア航空機消息不明事件の発生後、中国は各国と緊密な協力を継続し、捜索活動を打ち切ることなく、事件の調査と処理を強く重視してきた。中国はマレーシア側と連携して努力し、引き続き不明機の捜索に全力を挙げ、事後処理を適切に行い、両国の関係と友誼が試練に耐えるようにしたい」と表明した。
ナジブ首相は「40年来、双方の共同努力の下で、マレーシアと中国の友好はいよいよ堅固になり、協力は実り豊かな成果を上げ、両国民に利益をもたらしてきた。マレーシアはマレーシア航空機消息不明事件に深い悲しみを表明し、事件の処理過程における中国政府の力強い支援に感謝する。マレーシアは捜索に全力を尽くし、事後作業をしっかりと行う。マレーシアと中国の友誼は試練を経て、さらに堅固に、緊密になると信じている」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年6月3日