広東省公安庁は22日の記者会見で、銃や車に関連する犯罪取締の特別行動の成果を報告し、省公安庁の何広平副庁長らが報告を行なった。人民網が伝えた。
何広平副庁長によると、今年1月から5月20日までに広東警察は銃関連の事件を前年同期比7.3%増の計338件摘発した(そのうち、銃所持の犯罪事件が同14.3%増の16件、銃や弾薬の不法な製造・販売といった事件が同23%増の48件、銃や弾薬の不法な所持事件が同5%増の273件)。オンラインでの銃関連犯罪の逃亡犯確保は同52.6%増の232人、押収した銃器は845丁、弾丸は1万1093発、爆薬は7739.3キログラム、雷管は9130個、モデルガンは31万6千丁となっている。
今回の行動で警察側が押収した銃は主に広東省東部、西部、特に汕尾や揭陽、汕頭、湛江、茂名などが中心となる。また薬物や反社会的組織関連の事件には基本的に銃が関わっており、こうした案件における銃はインターネットでの購入や不法な製造、モデルガンなどによる。この他に、押収された銃の一部は趣味として、法的知識に欠ける銃愛好家が不法に所持していたものだという。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年5月23日