小学生の写生のためにランボルギーニやフェラーリを道具として学校に持って来るとは、贅沢すぎはしないだろうか。これは成都市第7中学実験学校小学部のキャンパスに登場した風景だ。四川新聞網が伝えた。
成都市第7中学実験学校小学部によると、これは同校が成都のあるクラブと共に実施した公益活動の一つで、100人の児童がパンダの絵を描くというイベントだった。会場に登場した2台の高級車は同クラブが無償で提供したもので、公益活動の会場に展示され、児童たちは希望すれば車をモデルとして描いてもいいことになっていたため、今回のイベントの主役であるパンダはすっかり影が薄くなってしまったという。同イベントでは学校が小学生100人を組織して参加し、パンダを描くことで児童たちに小さい頃から科学や芸術、パンダへの関心を高めてもらおうというねらいがあった。児童たちの描いた作品は6月1日の国際児童デーの際に展示され、また主催者側は今回のイベントを通じて、パンダ保護基金の募金を行いたい考えだ。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年5月21日