国家統計局:ビッグデータを利用してCPI調査を改善へ
国家統計局の鮮祖徳・総統計士は4日、新華網をゲスト訪問し、「国家統計局は今後、企業と共同でビッグデータの利用を研究していく。すでに企業11社との間でビッグデータ戦略的協力枠組み協定に調印している。今後はビッグデータを利用した消費者物価指数(CPI)調査の改善に取り組む」と表明した。京華時報が伝えた。
同局は今年11月、アリババ、百度、昆明泛亜、中国聯通、58同城、上海鋼聯など11社と枠組み協定に調印した。なお、これら11社は第1陣であり、今後も徐々に提携を拡大していくという。
鮮総統計士によると、同局は現在、ネット上の取引データやEC企業のデータをCPI調査の補充とする方法を検討しているほか、交通運輸面では、高速道路上に設置されたRF識別装置を利用した交通量統計を試みたい考えだ。同局は今後、データの標準化、分類、使用について企業と共同研究し、互恵・ウィンウィンの協力体制を確立し、より多くの企業と共に政府統計におけるビッグデータの利用を推進していく。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年12月5日