深センの大亜湾原発 大型台風が直撃しても安全稼働
大型の台風19号「ウサギ」が直撃した場合、大亜湾原発は持ちこたえられるだろうか?深センと香港の市民、および多くのネットユーザーはこの問題に注目した。今回の台風を受け、中国広核集団は公式サイト、微博(ウェイボー・ミニブログ)、微信(WeChat)を通じて各原子炉の最新情報をリアルタイムで発表し、原発側が講じた大型台風の対策とその進展について各メディアに迅速に報告した。人民日報が伝えた。
9月22日午後、豪雨を伴う強風が大亜湾原発を襲い、豪雨が6時間に渡り降り続けた。緊急対策スタッフ全員が、満を持して対応に備えた。9月23日午後5時、大亜湾原発の6基の原子炉は安全・安定稼働と正常状態を維持した。各特別チームは台風による影響を点検し、通常の業務フローに基づき作業を進めた。
大亜湾原発運営管理公司は、「大亜湾原発は、洪水発生時の水位や各方向から大型台風を迎える可能性を考慮し、設置場所を選択した。各原子炉には高さ17メートルの防波堤が設置されており、原子炉は水面から6.5メートルの高さにある土地に設置されている。原発内には洪水防止の設備が設置されており、付近の地理的環境の需要を設計上は十分に満たしている」と説明した。
大亜湾原発の各原子炉は予備用の電源(移動可能なディーゼル発電機など)を追加し、外部電源が失われた場合に備えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年9月24日