サムスンがスマートウォッチを発売か アップルに攻勢
サムスン電子は来月、スマートウォッチ「Galaxy Gear」を発売する。消息筋によると、このスマートウォッチは通話、ネットサーフィン、メール送受信が可能だという。米ブルームバーグの8月17日の情報を引用し、環球網が伝えた。
Galaxy Gearはグーグルのアンドロイドを採用し、アップルの潜在的なライバル商品に攻勢をかける。同製品は国際家電見本市「IFA」の開幕2日前である、9月4日に発売されるという噂がある。
アジア最大の科学技術企業であるサムスンは、ソニーを含むその他のメーカーと競争し、携帯電話市場が飽和に近づく中でウェアラブルデバイスの開発を急いでいる。世界の腕時計の売上高は、今年600億ドルを超える見通しだ。同分野で多機能型デバイスを初めて発売した企業は、消費者を自社のプラットフォームに引きつけ、スマートフォン、タブレットPC、テレビの販売を促すことができるだろう。
野村證券のソウル駐在アナリストのChung Chang Won氏は、「これは市場初の製品であるため、歴史を切り開くことになる。ウェアラブルデバイスはスマートフォン市場の一つの流れになるが、この流れが腕時計によって形成されるか、それともメガネによって形成されるかは不明だ」と指摘した。
ある関係者は、「サムスンは湾曲可能なディスプレイの開発に取り組んでいるが、9月に発売されるGalaxy Gearには柔軟なディスプレイは搭載されない」と指摘した。同製品はサムスンのGalaxy Note3と同時発売される見通しだ。Galaxy Note3はスマートフォンとタブレットPCの間に位置づけられる製品だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年8月21日
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