中国のネットユーザー数が5億9100万人に 携帯が躍進
中国インターネット情報センター(CNNIC)は北京で17日、第32回「中国インターネット発展状況統計報告書」を発表した。中国網が伝えた。
同報告書によると、2013年6月末現在、中国のネットユーザー総数は5億9100万人に、インターネット普及率は44.1%に達した。今年上半期のインターネット発展において、携帯電話がネット接続機器の中で際立った活躍を見せ、多くの新規ネットユーザーをもたらしたほか、インスタントメッセージ、ECなどのネットワークアプリケーションの面でも好調を見せつけた。
◆携帯によるネット接続が急増
同報告書によると、2013年6月末現在、中国のネットユーザー総数は5億9100万人に達し、2012年末から2656万人増となった。インターネット普及率は44.1%となり、2012年末より2%上昇した。新たに増加したネットユーザーのうち、携帯電話を使用しネット接続するモバイルネットユーザーの比率が70.0%に達し、その他の機器を使いネット接続する人の比率を上回った。特に農村でのインターネット普及ペースが速く、半年で新たに増加したネットユーザーのうち、農村部の比率が54.4%を占めた。
2013年6月末現在、中国のモバイルネットユーザー数は4億6400万人に達し(2012年末より4379万人増)、ネットユーザー全体に占める比率が78.5%に高まった。3Gの普及、ワイヤレスネットワークの発展、携帯用アプリのイノベーションが、中国のモバイルネットユーザー数の急増を促した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年7月18日