北京市ブロードバンド行動計画がまもなく発表
このほど開催された北京市政府の関連会議で明らかになったところによると、北京市はまもなく「ブロードバンド北京行動計画(2013-2015年)」を発表する。同計画によると、北京市は都市・農村を網羅する光ファイバーブロードバンドネットワークを建設し、2015年末までに都市部家庭のブロードバンド速度を100Mbps以上、社区(団地)のブロードバンド速度を1Gbpsとし、市街地をカバーする4Gネットワークを構築する。科技日報が伝えた。
現時点で、北京市における光ファイバー接続世帯は482万3千世帯に達している。行動計画によると、光ファイバーの敷設は今後さらに加速される。2013年末までに、新築住宅では直接FTTHを実現し、既存の団地では段階的にFTTHを実現する。新たな光ファイバー接続世帯は100万世帯に達する。2015年末までに、都市部家庭のブロードバンド速度は100Mbps以上、住宅(団地)のブロードバンド速度は1Gbps、ハイエンドエリアや重点企業のブロードバンド速度は10Gbpsに達し、10Mbps以上のブロードバンドを利用するユーザーの割合が75%に達する見通し。
また、ワイヤレス都市の建設も加速する。計画によると、北京市は今年、市級行政サービス施設、交通枢軸、観光地などでの無線LAN建設を推進し、新たに3万カ所のアクセスポイントを設ける。また、大規模な4G試験ネットワークも構築され、年内に1400カ所の4G基地局が建設される。2015年までに市全体で25万カ所のアクセスポイントが建設され、4Gネットワークが市街地をカバーする。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年5月15日