ブロードバンド速度測定方法が発表 大手3社が推進中
中国情報・工業化部(情報・工業化省)はこのほど、通信業界の新基準「ブロードバンド速度測定方法固定ブロードバンド接続」を発表した。中国のブロードバンド速度測定に参照可能な基準が設けられ、国内3大通信キャリアもまた同基準に基づきネット速度測定システムを変更する。京華時報が伝えた。
中国通信基準化協会はまた、「ブロードバンド速度測定方法ユーザーネット接続体験」を発表した。同基準は主に、ユーザーの使用頻度が最も高い3大業務(ネット閲覧、動画視聴、ダウンロード)について規定を設けた。上述した2つの基準は、中国情報工業化部が電気通信研究院、通信キャリア3社、典型的なIT企業、中国科学研究機関を指導し、中国通信基準化協会に委託し、半年間に渡り議論と起草を重ね、幅広く意見を求めた上で改訂を繰り返し形成された共通認識だ。
通信キャリア3社は「ブロードバンド速度測定方法固定ブロードバンド接続」に基づき、ネット速度測定システムを変更する。テンセント、捜狐、網易、奇虎360、優酷(YOUKU)、藍シン、網宿、酷6などの典型的なIT企業8社は、すでに「ブロードバンド速度測定方法ユーザーネット接続体験」に基づき、6カ月間のネット速度測定技術試験を展開している。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年12月3日