青海省、今年は三江源の生態保護に15.4億元投資
青海省三江源弁公室が明らかにしたところによると、同省は今年、三江源(長江、黄河、瀾滄江の源流地)の生態保護・プロジェクト建設に15億4千万元を投じた。今年は同プロジェクトが始動して以来、投資額が最も多い一年となった。新華社が伝えた。
三江源地域では今年、200万ムーにわたる「黒土灘(鼠害による荒廃地)」の整備、73.1万ムーにわたる「封山育林(森林保護のために山を封鎖)」、50万ムーにわたる重点沼・湿地の保護が実施されたほか、飼料(飼葉)基地の灌漑面積は2.5万ムーに達した。
専門家は「7年間にわたる生態保護建設により、三江源地域の生態悪化は効果的に抑制され、退化した草原や高原植被が徐々に活力を取り戻しつつある。源流の湿地や湖の面積も拡大しつつあり、水源涵養機能が徐々に回復している」と語る。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年12月25日