北京と香港を結ぶ京九鉄道、全線電化が完了
広州鉄路集団公司が16日に明らかにしたところによると、北京と香港・九竜を結ぶ京九鉄道南線の向塘西-東莞間の電化改造工事がこのほど竣工した。これにより、京九鉄道全線の電化工事が完了したことになる。改造後は、ダブルスタックコンテナ車の走行が可能となり、路線全体の輸送能力が約30%向上する見込み。人民日報海外版が伝えた。
京九鉄道の北線(北京西駅-向塘西)の電化改造工事は2009年末に完了しており、改造後、一部区間の時速は160キロにスピードアップした。
向塘西?東莞区間の電化工事は2009年12月に始まった。全長は518キロで、電化、電力、通信、信号、住宅建設の5方面にわたる。
広州鉄路集団公司によると、改造後の京九鉄道は旅客列車の時速が向上し、所要時間が短縮されるほか、貨物列車の牽引重量が4千トンに引き上げられ、ダブルスタックコンテナ車の走行が可能となり、路線全体の輸送能力が約30%向上するという。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年12月17日