海南省、「海洋強省」目指し建設加速へ (2)
海南省は海洋をめぐる法規・計画を完備し、海洋建設への資金投入を増やし、専門的な海洋業務指導グループを結成する。また、漁業、港、観光、石油天然ガス資源、海洋管理コントロールおよび三沙市のインフラ建設を推進していく。
同決定はまた、海洋開発と同時に環境・資源の保護も重視するよう要求。海洋環境モニタリング体系を代表とする、海洋公共サービス能力を構築し、サンゴ礁、海草、マングローブなどの生態システムの保護・修復を強めるほか、海域・島・海岸の管理と修復を強化するとした。
海南省はこのほか、海洋科学技術イノベーションプラットフォームを構築し、海洋科学技術人材を招致・育成し、島使用の管理モデルで革新を果たし、法執行チームの構築と公共安全管理を強化し、科学技術向上と海洋の総合管理コントロール能力向上を目指す。
海洋文化の建設面では市民の海洋保護意識を高め、祝祭日イベントや海中文化財の保護などを通じて南中国海の海洋文化資源の開発・保護を強めていく。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年11月21日