吉林省でM5の地震が頻発、東日本大震災の影響か (2)
吉林省地震局の専門家は、「1970年以来、中国大陸部で2時間以内の間隔で2回の強震が発生した回数は24回に達する。1997年にカシュガル地区伽師県で地震が発生してから、M5以上の地震は発生していなかった。前郭でM5.3の地震が発生すると、この地震発生の特徴に変化が生じた。地震発生の順序が複雑化し、M4以上の強い余震の頻度が高まっており、2回ずつ発生している」と分析した。
現地でさらに強い地震が発生する可能性はないだろうか。
ネット上では、M4の地震の頻発は、今後より強い地震が発生する予兆と噂されている。劉氏は、「松原地区では現在、M5以上の地震が23日間で5回発生している。我々の本日の研究結果によると、現地の地質構造にはM7以上の地震が発生する条件が備わっていない。現地の地震は分散型で、やや強い地震しか発生しない」と語った。
劉氏は、「結論から言うと、この群発地震の活動は比較的活発で、ゆえに松原市で地震が直ちに収束に向かうことはなく、さらに一定期間に渡り地震が続くことになる。現地では、M5級の地震に注意が必要だ」と警鐘を鳴らした。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年11月25日