中国大陸部住民の台湾地区への個人観光旅行で8月からマルチビザを発給
台湾地区当局の内政部門は19日、旅行業界や観光部門、移民部門などとの協議を経て、8月1日から中国大陸部住民の個人観光客向けの1年マルチビザを発給することを決定した。
台湾地区当局移民部門の担当者、何栄村氏が台北円山大飯店で行われた第5回両岸(中国大陸部と台湾地区)観光交流ラウンドテーブルに出席した際に表明した。何氏によると、1年マルチビザには2項目の条件がある。一つ目は、申請日から遡って1年以内に2回以上個人旅行で台湾地区を訪れていること。二つ目は、中国大陸部が発給する(大陸部住民の台湾地区訪問のための通行証)「大通証」がマルチの場合にも発給可能とする。この2つの条件のいずれか1つを満たす場合、1年マルチビザを申請可能で、毎回査証を申請する手間が省けることになる。
台湾地区観光部門によると、2011年6月から開始された中国大陸部住民の台湾地区個人観光により、今年6月までに累計のべ43万人が台湾地区を訪れ、個人旅行の観光客数は毎年大きく拡大している。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年7月22日