清華大学の若い自転車修理工が人気に
1982年生まれの任玉華さんは清華大学で10数年働いている。中卒の任さんは北京に出稼ぎにやってきた。全国最高峰の大学に憧れていた任さんは、列車から降りるとすぐに清華大学に行き、1カ月の間に現場作業員やガードマンなどいくつかの仕事を転々とした後に大学南門の自転車修理工の弟子となり3年学んだ。北京で働いてきたこの10数年の間、任さんは工事現場での労働や自分の部屋の又貸し、廃品回収業、白タク運転など様々な職業を体験し、逆境の中で自殺を試みたこともあった。様々な困難を経た任さんだが、清華大学で自転車修理工として働き出してからは、徐々に自分の価値を認められるようになった。彼は平凡な仕事の中でも喜びと命の意義を感じている。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年12月19日