広東省深センでは14日、深セン警備区予備役防化団が深センの交通の要所、梅林検問所側の駐車場で化学物質漏洩対策演習を行った。人民網が伝えた。
現場では大きな音が鳴り響き、2号、3号タンクが爆発して火災が発生し、化学液体が漏洩したという想定で行われた。現場では火が燃え盛って黒煙が上がり、有毒物質が漏洩し、建物の瓦礫が散乱。深セン防衛分区の救援実施命令を受けて、演習現場の指揮グループ、放射線・化学救援分隊、医療救援分隊、民兵消防分隊が速やかに事故発生地に赴いた。
演習場所が交通の要所にあったため、正式な演習前に何度もリハーサルが行われ、通りかかった深セン市民が本当の火災だと思いこんで消防に通報したり、なぜ市街地に化学品工場を建てるのかと誤解して疑問を投げかける市民もいた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年4月15日