四川省雅安市蘆山県でマグニチュード(M)7.0の地震が発生して以来、23日で4日目となる。同県太平鎮政府近くの医療用の臨時テントでは、ある命の奇跡が起こっていた。成都軍区総医院の医療関係者10数人とボランティアが見守る中で、20歳の妊婦、楊艶さんが男児を産み落としたのだ。太平鎮に住む若い夫婦の陳偉さんと楊艶さんは早朝5時に、3時間以上の道のりの末にこのテントにたどり着いた。医師はその場で臨時の分娩室を設置して出産に臨むことを決定。10時16分、余震の中で新しい命が誕生し、「陳其瑞」と名づけられた。母子の状態はいずれも安定しているという。新華網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年4月24日
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