2014年3月24日  
 

中国の夢健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

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中日の映画館 収入アップにあの手この手

 2014年03月24日13:27
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 ラジオ放送「中国之声」のグローバル中国語放送ネットワークが伝えたところによると、万達集団がこのほど、2013年には系列の映画館でポップコーンの売上高が3億9千万元(約64億2517万円)に達し、関連商品売上の72%を占めたことを明らかにした。この背後にある経済的要因は何か。ある人の分析によると、ポップコーンは原価が安く売値が高い商品であること、またポップコーン以外にめぼしい商品がないことが、好調な売り上げの原因だという。

 これは中国の映画館の「ポップコーン経済学」だ。それでは日本の状況はどうか。日本在住の中国人・唐辛子さんによると、日本の映画館ではポップコーンとコーラが売られているが、値段は外で買うのとあまり変わらない。映画館の収入の柱は関連のアパレル製品とグッズであり、大枚をはたいてこうした商品を購入する人がたくさんいるという。

 唐辛子さんの話によると、日本の映画館には次のような収入のルートがある。たとえば新作が撮影され、俳優が映画で着た衣装を映画館に持っていき、作品に出てくる衣装だと宣伝して売るケース。また以前にみたことがあるケースで、映画館のグッズコーナーにパリで撮影した作品の中で主演の有名男女俳優が着た衣装が、コートやスカートなどセットで展示され値段を付けて売られていたケース。値段は高く、1セットが7万-8万円、人民元にして約5千-6千元もしていた。こうしたケースで、ファンは嬉々として衣装を購入し、オリジナルが買えなければ、コピーでも喜んで購入し、映画館にとって非常に大きな収入源となっている。

 唐辛子さんは、日本人は記念品を買うのが好きで、こうした傾向を受けて映画館が記念品ビジネスをあれこれ考えるのだと指摘する。

 唐辛子さんは次のように話す。日本人は記念品を買うのが好きで、映画に何かマスコットが出てきた場合、たとえば子犬などのマスコットが出てくると、映画館サイドはキーホルダーや携帯ストラップなどさまざまなグッズを製造する。日本人は映画を見終わるとグッズを買いに行く人が多く、500円から1千円するキーホルダーでも商品として成り立つ。日本人にしてみれば高い値段ではなく、記念として購入する。こうしたわけで関連グッズは映画館にとって一定の収入源になっている。(編集KS)

 「人民網日本語版」2014年3月24日

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