シンガポール政府観光局が17日に発表したデータによると、中国大陸部の観光客の2013年第1−3四半期のシンガポールにおける消費額は、インドネシアを上回る23億8300万シンガポール・ドル(1シンガポール・ドル=約81円)に達した。中国大陸部の観光客は、シンガポールを旅行する観光客の中で最大の消費者となった。
シンガポールの日刊紙「ザ・ストレーツ・タイムズ」のウェブサイトによると、2013年の外国人観光客の消費額は235億シンガポール・ドルに達し、増加率は1.6%と2009年以来の最低水準になった。シンガポール政府観光局はその原因について、「格安航空会社(LCC)の乗客数の急増により、航空券購入の消費額が減少した」と表明した。統計データによると、シンガポールが昨年迎えた外国人観光客数は、前年比7.2%増の延べ1550万人となった。そのうち中国大陸部の観光客数が190万2000人に達した。中国人はインドネシア人に次ぐ、シンガポールで2番目に多い外国人観光客となった。データによると、中国大陸部の観光客のシンガポールにおける消費額は26%増となった。これは消費総額の46%を占める、ショッピングの消費の増加によるものだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年2月18日