ニュージーランド産ラクトフェリンから大量の硝酸塩
国家質量監督検験検疫総局(質検総局)によると、黒竜江省完達山乳業株式有限公司はこのほど、ニュージーランドのウエストランド・ミルク・プロダクツが製造した乳製品のラクトフェリン2ロットから、基準を超える硝酸塩が検出されたことを明らかにした。調査により、対象製品は390キログラムあり、乳製品の原料として中国に輸入されたが、まだ流通したり消費されたりはしていないことがわかった。人民日報が伝えた。
同局は報告を受けた後、ニュージーランド当局に情報を伝え、情況を調査すると同時に、関連の検査検疫機関に対象製品を密封保存するよう求めた。ウエストランド製造のラクトフェリンの輸入を一時的に停止し、ニュージーランドの他企業から輸入されたラクトフェリンやウエストランドのその他の乳製品を輸入する際には、硝酸塩の検査報告を提出することを求めた。
ラクトフェリンは栄養を強化する成分で、乳幼児調整粉乳に使用される。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年8月20日