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中国の消費者信頼感指数 過去最高を記録

 ACニールセンは23日、2013年第2四半期の中国消費者信頼感指数を発表した。それによると、第2四半期の中国消費者信頼感指数は前四半期比2ポイント上昇、前年同期比4ポイント上昇の110となり、過去最高を記録した。国際金融報が伝えた。

 ACニールセンの厳旋・大中華区総裁は、「中国全体の経済成長は鈍化しているが、消費者の個人的経済状況および消費意欲に対する楽観度は依然として安定的に上昇している。中国人消費者の第2四半期の消費意欲は、前四半期比で2ポイント上昇の41となり、個人的経済状況は1ポイント上昇の69となった。これらの要因を受け、第2四半期の中国消費者信頼感指数は全体で2ポイント上昇となった」と説明した。

 厳氏は、「中国製造業の労働力に対する需要が減少し、中国人消費者の第2四半期の雇用見通しは前四半期より2ポイント低下した。しかし高位で推移する消費意欲が、中国消費者信頼感指数の勢い持続のカギとなっている。5月末現在、当社が調査した日用消費財小売総額は、前年同期比12%増となった」と指摘した。

 ACニールセンの範奕瑾・中国小売モニタリングサービス副総裁は、「中国消費者信頼感指数は以前、三つの面から共に支えられていた。しかし今年第2四半期は、消費見通しのみに支えられた。1線都市の住民の所得増加率は2・3線都市を上回っている。消費者は雇用見通し、財務状況をそれほど楽観視していないが、彼らの所得増加率は高く、生活の質を改善しようという切実な需要を持っており、消費者信頼感指数が急上昇した。また1線都市の消費者の消費に対する考えにも変化が生じた。旺盛な消費意欲は、伝統的な銀行預金だけでなく、個人投資・金融サービスの種類が拡大したことからも見て取れる」と語った。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年7月24日

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