日銀、現行の金融緩和政策を維持
日本銀行は11日の金融政策決定会合で、4月以来実施している大規模な量的緩和政策の継続を決定した。黒田東彦総裁は国債の長期金利の変動率は落ち着いてきているため、現段階で新たな金融緩和は不要と指摘した。
金融政策決定会合は5月下旬の株価急落後の経済状況について分析。「輸出は徐々に持ち直し、個人消費も底堅く推移している。株価下落の影響は限定的だ」として、景気判断を6カ月連続で上方修正し、前月の「持ち直しつつある」から「持ち直している」に改めた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年6月12日