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日本 遺伝子組み換え食品の審査・認証を徹底

 日本は現在、遺伝子組み換え大豆を商業目的で生産しておらず、輸入遺伝子組み換え大豆に対して厳しい審査と認証を行っている。人民日報が伝えた。

 農林水産省消費・安全局農産安全管理課の関係者によると、同課は日本市場流通を希望する遺伝子組み換え大豆に対して環境審査認証を実施し、環境に対して影響を及ぼさないかを検査し、認証までに約2年間が必要だ。輸入遺伝子組み換え大豆を食品に用いる場合、厚生労働省食品安全管理部の認証が必要となる。仮に輸入遺伝子組み換え大豆を飼料として用いる場合も、農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課の認証が必要となる。

 厚生労働省食品安全部の小林明子氏は、「認証期間は短くても1年、長ければ3−5年となる。食品に遺伝子組み換え大豆を使用した場合、これを明示する必要がある」と述べた。

 北海道大学農学部生物資源科学学科の安倍純准教授は、「日本市場に進出している遺伝子組み換え大豆は、輸入前に各分野の専門家の認証を経ており、一般的な大豆と何ら区別がないため、安心して食べられる」と指摘した。国立医薬品食品衛生研究所の研究員は、「日本の多くの人は、遺伝子組み換え大豆を安全でないと思っているが、一定レベルの科学者は安全派と危険派に真っ二つに分かれている」と語った。(編集YF)

 「人民網日本語版」2012年12月21日


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