シノペック 英国北海の油田開発に投資
中国石油化工股フェン有限公司(シノペック)の100%子会社である国際石油勘探開発公司は12月18日、約15億ドルの取引価格により、カナダのタリスマン・エナジーの英国子会社の49%の株式を取得した。人民日報が伝えた。
シノペックは同取引により、英国北海の油田・ガス田事業に初参入した。中国エネルギー企業が北海の石油・天然ガス資源に投資したのはこれが初めて。同取引はまた、2012年の英国石油・天然ガス資源を対象とする取引のうち最大規模となった。
タリスマン・エナジーは大手独立系石油会社で、英国子会社の本社は英アバディーンに位置する。同社は北海で3つの核心資産区、計51の油田・ガス田を保有し、確認埋蔵量と推定埋蔵量の合計は4億8900万バレルに相当する(原油は4億6300万バレルで、95%を占める)。同社の2011年の石油・天然ガスの1日当たり生産量は7万1000バレル、年産は約350万バレルに達する。
専門家は、「シノペックは成熟した油田開発・増産能力を持ち、タリスマン・エナジーは北海での豊富な作業経験を持つ。両社はそれぞれの長所を活かし、資産規模をさらに拡大し、互恵関係を築くだろう」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年12月20日
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