中国製太陽光パネル EUとの「価格約束」が6日発効 (2)
中国機電製品輸出入商会は現在、「価格約束」合意の具体的な実施の細部について準備を進めており、企業を招集して執行細則の研究を急ぐと同時に、価格約束参加企業向けの専門研修の準備に着手している。
太陽光パネルメーカーも「価格約束後の時代」の競争に向けた準備を急いで開始している。「割当額を獲得した者が天下を取る。中国の生産能力はこの割当額の5倍あり、今後割当額争奪競争がどれほど激しくなるかは推して知るべしだ。その上、この割当額は一度決まれば絶対変わらないものではない。割当額に関する中国・EU間の毎年の議論も問題となる」と、優太新能源の劉鵬副社長は指摘した。
英利緑色能源広報部の王志新氏は「中国の太陽光パネルメーカーには新たな規則に適応するための時間が必要だ。具体的な割当額はまだ確定していないが、われわれはすでに予測出荷量に基づき戦略調整を行ない、太陽光パネル製造業者から太陽エネルギー提供業者への転換を始めている。高い技術を用いた製品は元々0.56ユーロ前後で、価格約束による打撃が比較的小さいので、将来の発展の重点となる。また、大規模地上発電所および分散発電の事業も強化する」と語った。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年8月6日