「土豪か否か」を判定する計算式、ネットで話題 (2)
○ネットユーザー:「生活の質・内容は人それぞれ」
「メンツ公式」が発表されると、「全ネットユーザーによる試算」が一斉に行われた。北京・上海・広州に住んではいない多くのネットユーザーも、自分の「メンツ指数」を算出することで、自分自身と「土豪」との格差を再認識した。
ネットユーザー「@影之揚」さんは、「僕のメンツ指数は0.35。自分は『土(ださい、野暮ったい)』なだけで、『豪』が全くない。『土豪』とは程遠い」と自嘲気味にコメントした。このほか、「支出が収入を上回り、メンツ指数はマイナスになってしまった」という書き込みもあった。「土豪」ではないネットユーザーは、「生活の面倒を見てくれる土豪さん求む」と冗談まじりに投稿した。
しかし、収入がそれほど多くないネットユーザーのなかにも、「土豪」の仲間入りを果たした人もいる。彼らの共通点は「節約家」であること。「ネットショッピングはしない。通勤は地下鉄・バスを利用。外食はせず自炊する。このような生活を送っているだけで、いつの間にか『土豪』になった」-この人は明らかに「土豪モドキ」だが、少なくとも、彼がとても上手に生活を切り盛りしている事実を裏づけている。
この「メンツ指数」に疑いの目を向けるネットユーザーも多い。「@湛藍紺碧石」さんは、「生活の質や内容は人それぞれ。メンツ指数は0.7より低くても、体面を保った生活は十分できる。今は実家で暮らしている。毎月の支出は、交通費600元(約9700円)、食費2千元(約32500円)、ネットショッピング代800元(約13000円)、旅行代が1カ月平均500元(約8100円)、その他諸経費500元で、合計4400元(約71500円)だ。月給が約6千元(約97000円)なので、メンツ指数は約0.27。ほとんどお金は残らないが、充実した毎日を送っている」と書き込んだ。「虫虫」さんは、「たとえ平凡な毎日を過ごしていても、足るを知って常に楽しく生活し、心の内がとても豊かな世界の住人になれる。反対に、もっともっとと欲を出すと、周りを見下すようになってしまうだろう」と指摘した。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年11月11日