きょうの人民日報「微博」--所得分配をいかに改革するか
昨年11月の中国共産党第18回全国代表大会(十八大)開催後、「所得倍増」という言葉が話題になった。「所得倍増」といっても、2020年までに都市部や農村部の住民の所得を2010年の2倍にするというわけではなく、物価上昇の要素を除いた実際の増加額を2倍にするという目標だ。また、格差を縮めるという前提の下、中・低所得者の収入増加により力が入れられる。
【所得分配をいかに改革するか】現在、中国では依然として格差が大きな問題となっている。地域による差も大きく、2012年を見ると、上海市の都市部の住民の1人当たりの所得は1カ月約3349元(約5万3千円)だったのに対し、甘粛省は約1436元(約2万3千円)だった。また、業界によっても差が大きく、銀行や証券会社、保険会社などで働いている人の年収は通常10万元(約160万円)以上となっているのに対し、農、林、牧、水産業に携わる人の年収は約2万元(約32万円)だ。