ジム・ロジャーズ氏、人民元が20年以内に米ドルに取って代わる可能性を指摘
「ウォール街の神話」と称えられる著名投資家、ジム・ロジャーズ氏は7日、中国政府が人民元を自由に両替できる通貨にすれば、人民元は今後20年以内に米ドルに取って代わる可能性が高いと指摘した。新華網が伝えた。
ロジャーズ氏は、中国の台頭は21世紀の世界における最も偉大で最も重要な出来事だと指摘。「中国は最大の債権国で、巨額の貿易黒字がある。中国政府は過去8年余りの間、人民元を正しい軌道で発展させた。こうしたことから、私は人民元の長期的な将来性を強く信じている」と語った。
ロジャーズ氏は中国の農業や観光業に対しても楽観的見方を示した。
ロジャーズ氏はバフェット氏、ソロス氏と共に世界3大投資家の1人であり、1970年にソロス氏と共にクォンタム・ファンドを設立し、巨額の富を築いた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年9月8日