中国南方の降雨、次第に弱まる 広範囲で猛暑再来か
中国南方の降雨は26日以降、次第に弱まっており、各地域で中程度の雨あるいはにわか雨となっている。大雨が予想されているのは安徽省南部、浙江省中西部、江西省東北部の一部のみ。27日、南部の強い雨はほとんど影を潜め、多くの地方では雨が止み青空が見え、気温も上昇する見通し。28日には南方の広範囲で再び高温天気が拡がると予想されている。ラジオ中国之声「新聞縦横」が報じた。
北方の天気は、南方とは正反対だ。新しく生まれた寒気団の影響を受け、北方の多くの地域では向こう数日間で気温がぐんと下がる見込み。新疆ウイグル自治区では25日、この寒気団の影響を受け、気温が4℃から10℃下がった。
この寒気団は、向こう3日間で西から東へ移動、北方の広い範囲に降雨をもたらし、気温が下がると見られる。26日の昼間、北方の多くの地域は晴れまたは晴れ時々曇りの天気だが、引き続き気温が高く空気が乾いているため、外出時には暑さ・乾燥対策を講じる必要がある。
二十四節気のひとつ「処暑」が過ぎたため、北方では日中と夜間の温度差が次第に大きくなることに注意が必要だ。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年8月26日