中国のイケてるシングルは「ちょっぴりおバカ」
中国には結婚適齢期の単身者はすでに1億8000万人に達した。この中に単身者でいたい人の割合はどれくらいだろう。理想とするシングルに必要な条件には何があるのか。中国のバレンタインデーともいえる「七夕」を前に、中国の実名制結婚紹介サイト百合網が「中国のナイスシングル」という調査を行った。この調査では単身者の心理でトップ3はそれぞれ「ちょっぴりおバカ」、責任感と経済力だ。北京晨報が伝えた。
「私たちは、単身者とはあらゆる準備をして最高の状態でベターハーフを迎えるための一つの段階であるべきだと考えています。これは私たちが探している中国のベストシングル、同時に今回の調査を通じて提唱するシングルがあるべき態度だ。」百合網のブランド管理センター責任者はこう語る。
今回のアンケートで分かったのは、人々がもっとも重視しているシングルの条件は「ちょっぴりおバカ」、責任感と経済力以外に、おしゃれ、教養がある、話を聞いてくれる、ムードがあるなどの10項目が挙げられた。「ちょっぴりおバカ」は95.6%の最高割合を占め、もっともシングルが重視する条件だった。95.6%のシングルが、「ちょっぴりおバカ」は楽観的で余裕を示すものであり、もっとも異性を引き寄せる条件であると考えている。
うち、83%の人が四川省のシングルが最も楽観的で心が広いと考えている。これに対するネットでの意見は「地震で揺れていても麻雀をし続けるような落ち着きと余裕に、ほかの地域は勝てそうもないだろう」と解釈しているようだ。
責任感はシングルが重視している要素だ。単身者の88%は相手の生活における責任感や問題解決の態度や決意を重く見ている。女性の53%は中国の東北地方の男性が最も責任感があるとみている。ネットユーザーからは「すべての東北出身者のシングルが現代の「雷鋒」だとは限らないけど、やはり東北出身者は豪快でさっぱりしている」、「結婚相手のためなら、東北出身者は殴り合いも辞さない。愛情のためなら、結婚相手にも手を出す。つまり…度胸があるってことね」という意見が寄せられている。
経済力と将来性は僅差で3位と4位につけた。シングルの62.4%が経済的な収入は恋愛や結婚の基礎であり、必須条件であると考えている。うち、対象者の69.3%が広州出身者はもっとも経済力があると考えている。広州のシングルはもっとも金を稼ぐ能力があるとみられている。広東出身者の「企業家遺伝子」が最も多く、経済的に困らず、下手をすると「富二代(裕福な二代目)」になる。61.7%のシングルは相手の将来的な有望性を重視している。3分の1の人は甘粛省出身者に最も将来性があるとみている。(編集EW)
「人民網日本語版」2013年8月13日