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計画中の北京地下鉄8号線3期、1部駅が快速バスとリンクへ

 北京市の地下鉄8号線3期工事の駅設計、線路計画図が現在、北京市計画展覧館で公開されている。南五環路内に設置予定の終点駅の位置、快速バス(BRT)と地下鉄駅とのリンクなどについて設計者を取材した。京華時報が伝えた。

▽終点駅、南五環路の外まで延長されるか

 線路計画図によると、8号線3期工事の終点駅である五福堂駅は現在、南五環路内に予定されている。計画展覧館を訪れたある市民はこれについて、「終点駅が五環路内にあると、自動車ナンバー別の走行規制の日、地下鉄駅に行くのが大変になる(注:走行規制は五環路以内でのみ適応される)」との意見を寄せた。

 現在の計画によると、五福堂駅の周辺にはパークアンドライド停車場が無く、快速バス1線の始発バス停・徳茂庄駅は五環路の外にある。ゆえに、五環路の外に住む市民が、走行規制の日に車で地下鉄駅まで行く場合、自動車をまず快速バスのバス停近くに停め、快速バスに乗って駅まで行かなければならない。

 これについて設計者は、「8号線の終点駅の位置はこれまでずっと議論の的だった。現在、駅の場所は五環路からわずか100メートルの位置とされているが、さらに南に延長できるかどうかは、地下にある市のパイプラインなどを考慮しなければならない。延長するにしろ、しないにしろ、プランを具体化する際にはマイカーの乗客、徒歩の乗客、バスを利用する乗客の乗り換え問題を必ず考慮し、周辺のバスや地下鉄駅とリンクさせる」と述べた。

▽快速バスから直接乗り換え可能に

 地下鉄の出口と快速バスのバス停はリンクされるのだろうか?市民から提起された意見を見ると、約3分の1が駅の出入り口の問題に触れていた。

 8号線は六営門から前門までが快速バスの路線と重なっているため、多くの市民が地下鉄の出口を快速バスのバス停とリンクさせるべきと建議している。

 設計者は「快速バスの路線は市道の中央の車線に位置するため、地下鉄駅とのリンクを実現するには地下パイプラインの問題がある。現在、快速バスの一部バス停内に乗り換え出口を試験的に設けており、一部バス停では地下鉄への直接乗り換えが可能となる見込みだ」と語る。

▽8号線3期の設置駅

 8号線3期の線路は、北は中国美術館南(2期の終点)から出発し、南は五福堂にいたる。王府井北駅、王府井駅、前門駅、珠市口駅、天橋駅、永定門外駅、木セイ園橋北駅、木セイ園橋南駅、大紅門駅、大紅門橋駅、和義駅、西窪地駅、六営門駅、五福堂駅の14駅を設置し、2014年末の着工、2017年の開通を計画している。(編集SN)

 「人民網日本語版」2013年7月23日

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