「音波支払い」自販機が北京の地下鉄に登場
北京に自動販売機にうとい人はいないが、現金を入れる不便なシステムのために使用効率が制約されている。この現実に着目し、携帯電話を使った電子決済サービス「音波支払い」を採用した自動販売機が北京地下鉄4号線の2つの駅にひっそりと登場した。来週には4号線全線の駅に設置される。北京商報が伝えた。
アリババグループの提供する電子決済サービス「支付宝」は先日、「音波支払い」を採用した世界初の自販機を発表した。「音波支払い」技術の小売業進出の第一歩だ。先週末にはすでに地下鉄4号線霊境胡同駅と魏公村駅で「音波支払い」自販機の試験稼働が始まった。
購入時には携帯電話の専用アプリを立ち上げ、自販機の案内に従い商品を選択。アプリで支払いを選択し、確認すると、センサーに近づけた携帯が電子音を発し、選んだ飲み物がすぐに出てくる。全部で1分足らずだ。