きょうの人民日報「微博」--両会に芸能人の顔ズラリ、ショー化はNO
第12期全国政治協商会議(政協)第1回会議が3日に始まったのに並行して、5日に第12期全国人民代表大会(全人代、日本の国会に相当)第1回会議(両会議を合わせて「両会」と呼ぶ)も開幕した。委員や代表らは、よりよい中国を目指し、意見や提案を出し合っている。一方、政協委員には、映画スターの成龍(ジャッキー・チェン)や米プロバスケットボールNBAで活躍した姚明(ヤオミン)など、有名人も数多く顔を並べている。ただ、彼らの知名度や人気度ではなく、出される議案が最も重要であることを忘れてはいけない。
【両会に芸能人の顔ズラリ、ショー化はNO】毎年、両会には、数々の有名人が代表委員として顔を並べる。彼らは何に関心を抱いているのだろう?両会に参加するに当たり、どんな提案を準備しているのだろう?人気コメディアン・趙本山(チャオ・ベンシャン)は「農村の教育や医療、汚染の問題の解決、さらに農村に文化の導入」を提案し、「美しい農村の建設」を願った。国民の未来を担う政治の場がエンターテイメントショーになることだけは避けてほしい。