台湾の謝長廷氏が微博開設 中国大陸との交流に「感動」
香港の「中国評論新聞」の報道によると、台湾の民主進歩党(民進党)の謝長廷・中央常務委員(中常委)は19日、出演したテレビ番組で、「9日に中国版ツイッター『微博(ミニブログ)』のアカウントを開設したもののフォロワーが13人しかいない」ことを打ち明けた。しかし、番組終了後、その数は瞬時に急増し、19日の時点で2万5千人以上となっている。人民網が報じた。
謝氏は同日、「微博」で、「昨日、実名認証を獲得し、フォロワーが増加した。盛り上がりのなかに感動がある。歓迎してくれる人、削除される危険があると警告してくれる人、政治的浸透ではないかと興味を持つ人、フォロワーがまだ少ないことに同情し、友達を呼んでフォローしたいという人などさまざまだ。実際には、一人でも意気投合し自分に共鳴してくれる人がいれば、それは素晴らしいことで、感動する」とツイートした。
これに対してネットユーザーからは、「友達を作るにもいろんな方法がある。インターネット上での交流もさまざま。誠意をもって接し、それぞれお互いの意見を尊重しなければならない」、「同じルーツと民族だから、常に何らかの親しみを感じている」、「謝長廷様、ようこそ、本来は同じ家族」などの声が上がっている。
そのほか、国民党の邱毅・前「立法委員」や民進党の蔡其昌・前「立法委員」なども、早くから「微博」のアカウントを開設し、中国大陸部のネットユーザーとの交流を行っている。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年2月20日