中国の上海申花、ベッカム争奪戦参戦 週給4560万円用意か
19日にロサンゼルス・ギャラクシー(米国)退団を発表した元イングランド代表デイヴィッド・ベッカム選手は今年で37歳になるが、サッカー選手としての市場価値に依然として衰えはなく、争奪戦が勃発している。海外メディアは、複数のチームが大型の契約提示を準備していると報じており、うち中国サッカー・スーパーリーグ(CSL)所属の「上海申花」は世界最高額となる週休35万ポンド(約4560万円)の破格の契約を用意しているという。中国国営の通信社「中国新聞社」のウェブサイトが報じた。
海外メディアによると、「今年8位に終わった上海申花はベッカム選手がヴィクトリア・ベッカム夫人と4人の子供を連れて中国で生活できるようサポートする」という。現在、世界で最も高級取りのサッカー選手は、ロシアのFCアンジ・マハチカラで活躍するサミュエル・エトオ・フィス選手(カメルーン)で、週休34万5千ポンド。
ただ、ベッカム選手の移籍先候補には、メルボルン・ハーツ(豪州)やアデレード・ユナイテッド(豪州)、パリ・サンジェルマン(フランス)、ボタフォゴ(ブラジル)、カイザー・チーフス(南アフリカ)、ニューヨーク・コスモス(米国)なども挙がっており、上海申花入りはそう簡単に決まりそうにはない。
候補チームのうち、パリ・サンジェルマンはファッションが有名なパリを本拠にし、ベッカムにとっては魅力の街。ヴィクトリア夫人にとってショッピング天国になるからだ。
争奪戦に関する報道を見ても、すでに選手としてのピークを過ぎているベッカム選手だが、その影響力は依然として大きいことが一目瞭然。契約にこぎつけることができたチームは世界中の注目を集めることができる。(編集KN)
「人民網日本語版」2012年11月22日
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