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デビッド・ベッカム(資料写真) |
オーストラリアはベッカムにとって、デル・ピエーロやエミール・ヘスキーなどの選手がいるという魅力を持つ。デル・ピエーロはイタリアサッカー界の伝説的な人物、エミール・ヘスキーはベッカムのイングランド代表時代のチームメイトだ。しかしベッカム側はこれまで、オーストラリア移籍を否定している。ベッカムのプロ生活最後の移籍先となる可能性があるのは、ニコラ・アネルカやドログバがプレイする中超だ。ベッカムの現在のコンディションを見る限り、中超でのプレイはまったく問題ない。ベッカムは今年37歳で、来年は38歳のベテラン選手となるが、近頃は好調を維持しており、米国でも活躍を見せた。中超のクラブがベッカムと契約を交わした場合、サッカー界には衝撃が走るだろう。これまでにもベッカムが中超に移籍する可能性があるという情報が伝わっており、移籍先として上海申花や大連阿尓濱が噂されていた。ベッカムは今や自由の身となり、中超のクラブは同スター選手と契約を交わすチャンスを手にしている。中超にドログバ、ベッカム、フランク・ランパード、リオ・ファーディナンドが同時に出場した場合、中超のブランド価値が大幅に引き上げられるだろう。
多くの英国メディアは、ベッカムの最後の移籍先として中超を有力視しているが、ベッカムにその意向があるかは疑問だ。上海申花の現状を見る限り、前シーズンに大金をはたいてドログバやニコラ・アネルカと契約したが、同クラブのオーナーの朱駿氏は、「金のあるクラブがあれば、ドロクバを売ってもよい」と語った。朱氏は毎年、中国人スター選手を移籍させており、数日前も馮仁亮を広州恒大に移籍させたばかりだ。この状況下、上海申花がベッカムと手を組む可能性は低く、むしろ少し前に噂された大連阿尓濱、およびフランク・ランパードやリオ・ファーディナンドがプレイする貴州茅台が有力な候補とされている。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年11月21日
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