李克強総理は29日午後、米国のガイトナー前財務長官と中南海の紫光閣で会談した。
李総理は中国の改革と経済成長との関係について説明。「中国の経済発展の多大な成果は改革によるものだ。中国は今も発展途上国であり、経済発展の多大な潜在力と行動の余地を秘めると同時に、都市・農村間、地域間の不均衡、資源・環境のボトルネックといった試練に直面してもいる。中国経済の持続的で健全な発展を保ち、直面した問題をしっかりと解決するにも改革によらなければならない。改革は経済成長の動力であり支えだ。中国の改革の全面的深化と一層の開放拡大は中米経済・貿易協力にさらに広大な余地を切り開く」と強調した。
ガイトナー氏は「世界経済の下押し圧力を前に、中国は改革を全面的に深化し、経済は良好な発展基調を保っている。中国は自らの強みを発揮し、一層の発展を遂げるものと信じている。米中関係には大きな将来性がある。両国は意思疎通と協力を強化すべきだ。このために私は引き続き積極的役割を発揮する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年4月30日